


景勝地
清水小学校前海岸の二重ノッチ
干潮時に清水小学校前の礁原にある大きな岩(石灰岩)を見てみましょう。大きなくびれ(ノッチ)が二つあるのに気が付きます。海水により削られてできるノッチは平均海水面に接するところが最も影響を受けるので、そのへこみ部分が海水面の高さを表します。低いところにあるノッチは現在の海水面で、これより約1.8m上部のノッチは約4200年前の縄文時代にできたことがわかっています。縄文時代は世界的に海水面が上昇していたとされ(縄文海進)、久米島も波打ち際が現在よりも島内に入り込んでいました。空港周辺からミーフガーにかけてのイリビシや東へのびる沖合のリーフなども、その頃にサンゴ礁として形成されたものと考えられています。
施設情報
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![]() | 清水小学校前海岸の二重ノッチ |
![]() | 〒901-3125 沖縄県島尻郡久米島町字鳥島 |