


文化財
泰山石敢當(たいざんいしがんとう)
【町指定有形民俗文化財】
久米島町字西銘にある泰山石敢當は、高さが約1.2mで、前側の中央に「泰山石敢當」、右上に雍正(ようせい)11年(1733)、左下に八月吉日と刻まれています。「石敢當」に年号が刻まれるのは珍しいことで、その中にあって日本では二番目に古く、県内では年代が記されたものでは最古のものです。
「石敢當」は中国から14世紀後半にもたらされた除災招福の風習で、主に屋敷に突き当たる場所(T字路、十字路)にたてられています。
年号が刻み込まれ、創作年代を把握できる貴重な資料です。
施設情報
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![]() | 泰山石敢當(たいざんいしがんとう) |
![]() | 〒901-3131 沖縄県島尻郡久米島町字西銘 |