久米島の古典民謡を、海風の中聴いてみませんか?

久米島の古典民謡を、海風の中聴いてみませんか?

久米島に来たら、ぜひ聞いてもらいたい音楽があります。
島に古くから伝わる古典・民謡の中で代表的な歌を課題曲とし、出場者は三線を弾きながら歌います。

それが「久米島古典民謡大会」!

久米島の古典民謡は、琉球王朝時代からの歴史を紡ぐ、島の宝です。
この大会はコンクール形式で審査し、優秀者には賞及び副賞が授与されます。

 

小・中学生の部の課題曲『木綿花節』の歌詞の一部をご紹介しましょう。
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<木(ム)綿(ミン)花(バナ)節(ブシ)>
1. 木(ム)綿(ミン)花(バナ)作(チュク)てぃ 木(ム)綿(ミン)がし掛(カ)け(キ)てぃ
布(ヌヌ)美(ジュ)らく織(ウ)やい  里(サトゥ)前(メ)手(ティ)巾(サジ)
意味:(木綿花を作って 木綿を織るための綛(かせ)に掛けて 布を美しく織ってあの人の手ぬぐいを)

 

 

2. 花に実(ナイ)ならち 実(ナイ)に花咲かち
御(ウ)万(マン)人(チュ)の(ヌ)まぎ(ジ)り 真(マ)肌(ハダ)添(ス)ゆさ
意味:(花に実をつかせ 実から花を咲かせて すべての人々の 素肌に添う木綿を)

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歌の歌詞の意味には、様々な解釈があると言われていますが

素朴でとても愛らしい歌ですね~

 

また、大会前の恒例行事となっている記念植樹では
三線の材料となる黒木を植樹し、沖縄に根付いた三線文化が
後世へ受け継がれるよう願いをこめるそうです。

 

 

琉球王朝時代からの歴史を紡ぐ
久米島の島唄・・・。

 

会場は、絶景の海の目の前にある屋外ステージ!

夕方6時からスタートする民謡大会。
徐々に陽が暮れてゆく幻想的な雰囲気の中で

三線の音色に想いをこめられた歌声を
海風感じながら、ぜひ聴きにきませんか?

 

 

 

日時:2019年9月21日(土)
開演:午後6時
場所:久米島町ふれあい公園野外ステージ
(雨天時:久米島町具志川農村改善センター)
入場:無料

〇お問い合わせ〇
久米島町文化協会 事務局 098-985-5221